手軽に「和」の雰囲気を演出できる点が最大の魅力となっています。用紙の特徴から、インキを吸いやすく色鮮やかな仕上がりは苦手ですが、和紙の風合いが活きるシンプルなデザインと相性が良く、単色印刷などでコストを抑えても高級感をアップさせることができる材質となっています。

パルプが原材料のクラフト紙は、漂白剤を使わずにそのままの紙の色を活かした紙です。他の素材より繊維が長いので、破れにくい性質を持っています。表面にコーティングが施されていない分、インクの色が若干暗くなりますが、この素材ならではのナチュラルな雰囲気を楽しめる紙材質です。

目隠しシール、プライバシー保護シールとも呼ばれています。重要な情報が記載された部分に貼ることで記載内容を隠し、その書面を受け取った側がシールを剝がすことで記載された情報を確認するという用途に用いられるシールです。主に貼付け後に一度剝がすと再貼付けできない素材と、再貼付けできる素材の２つの素材が使われています。

塩化ビニルフィルムの略称。素材が柔らかく伸縮性があるので曲面に貼ることもできます。

透明PP素材に比べて高い透明度が特徴です。商品に貼ったときに中身を隠すことがないので、商品をしっかりと見せたい場合におすすめです。

PETフィルムの表面に蒸着を施したポリエステル系の素材で、ツヤと光沢があります。主に金色と銀色があり、それぞれにツヤ有り・ツヤ無しタイプがあります。紙素材のホイル紙と比べて、フィルム素材のため耐久性・耐熱性に優れています。

ポリプロピレンを主原料とした素材で、非塩ビ素材のため環境負担が少ない素材です。表面へのラミネート加工により耐久性や耐油性を向上できるので屋外でも使用可能です。

表示内容を訂正するシールで使用します。訂正用の糊は、グレー色の糊を使っているので修正する前の文字などが透けて見えないシールになります。再度刷り直すよりも安価に小ロットで必要分だけ作成できるのでコスト削減にもつながります。

表面は半光沢でフルカラー印刷も綺麗に仕上がります。PP加工との相性も良く、耐久性や光沢感を向上させることも可能です。

一般的な紙素材に鏡面仕上げを施しており、仕上がりも高級感があります。アート紙よりさらにツヤがあり平滑度が高いので、カラー印刷などに優れています。

表面にコーティングがされていない用紙です。インクが沈む為、発色性はそれほど高くありませんが、鉛筆やボールペンによる筆記はしやすい紙です。